心の内
子どもを乗せたカートを押している女性を見ると胸が痛むので、食料品店に行くのがとても怖いとわたしが話したのは、夫だけです。
傷つくのが怖くて、心の内をさらけ出すことができなかったのです。
もちろん、すべての感情や人生の一部始終を人に話す必要はありません。
でも、黙って耐えていると、気づかってくれる人の慰めや支えを締め出してしまうことが多々あります。
あなたのことを気づかう人は、あなたが子どもを欲しがっていたのではないか、子どもができなくてがっかりしているのではないかと思っていることでしょう。
でも、これはとてもデリケートな問題だと感じ、失礼なことや立ち入ったことをいいたくなくて、ためらってしまうのです。
永久に子どもができない状況について世間の人が話し合うことはめったになく、この話題はタブー視されています。
ピルを卒業し、子どものいない女性たちも、彼女の気持ちを気づかう人たちも、この話を持ち出すことに抵抗を感じているのです。