誇るべきこと
この日本の『百万塔陀羅尼』こそ現存する世界最古の印刷物で印刷年代ははっきりしており、これが日本に残されていたというのは誇るべきことです。
まさに印刷の始まり、リサイクルトナーのはじまりなのですね。
日本ではその後、仏教信仰の高まりとともに木版印刷による経典の複製などが盛んになりました。
興福寺に残る『成唯識論述記』の木版は1195年に彫られたもので、現存する最古の版木といわれています。
さらに室町時代になると出版事業は一般民衆の間にも広がっていった。
『お伽草子』などの説話や、『太平記』などの軍記物がそれです。